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アートな日々~&日々の出来事!

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奈良・京都の旅㉓ 上野リチ&上野伊三郎夫妻について

白川
川

並河靖之七宝記念館の近くで撮影した白川
5年前行った時には、こんな素朴な橋を見つける事ができませんでした (*^^)v


平安神宮の鳥居
平安神宮鳥居

平安神宮の鳥居をくぐった左側に次ぎの目的地
京都国立近代美術館があります
横山大観展が開催中でしたがこれは見ないで
おめあてのミュージアムショップ


「上野伊三郎+リチコレクション展 
ウィーンから京都へ、建築から工芸へ」の図録

上野リチ図録

ずっと、上野リチさん夫妻の図録がほしかった
ミュージアムショップからの通販も可能でしたが
たぶんいずれ京都に行く機会があるだろうと思いつつ
やっと手に入れた図録です 2060円也~(税込み)

2006年度、京都インターアクト美術学校より創立者の
上野伊三郎(1892~1972)と上野リチ夫妻(1893~1967)の全作品並び
資料が京都国立近代美術館に寄贈されました
その貴重な代表作を披露するために京都国立近代美術館と
目黒区美術館で開催された展覧会が「上野伊三郎+リチコレクション展」でございます
その展覧会があったのが2009年で
私が初めて上野リチさんの作品を目にしたのが
2011年に開催された「ウィーン工房1903~1932展」(パナソニック汐留美術館)
京都国立近代美術館で所蔵している上野リチさんのコレクションの一部を
見ることが出来、とても感激~POPで可愛らしく現在見ても引けを取らないくらい
垢ぬけているデザイン、色彩センスも素晴らしい
こんなデザインみたことがない!と言い切ってしまう私 (*^^)v
今の北欧のテキステイルデザイン類に近い感覚を持っておられると思います

船上でのふたり 1924年
上野リチ1

私は、こちらのお二人で映っている写真がとても好きなのであります
仲がよさそう~、二人の明るい未来が待っているという感じがいいですね
それと、伊三郎さんは日本人にしては背が高いかったそうですよ


左上:テキスタイルデザイン「野の花」1922年豊田市美術館所蔵
右上:テキスタイルデザイン「音の花」1924年豊田市美術館所蔵

上野リチ4
左下・右下:テキスタイルデザイン「農作物」1923年豊田市美術館所蔵

上野伊三郎さんは大学卒業後、ベルリンやウィーンで建築を学び
リチさん(本名フェリース・リックス)は、ウィーン工房で
働く花形のテキステイルデザイナーでした
上野伊三郎さんはウィーンでヨーゼフ・ホフマンの建築事務所で
働いた時があり、ヨーゼフ・ホフマン氏はリチさんがウィーン工芸学校時代
師事した方だったので共通の恩師のおかげで出会えたようなことが
図録では書かれています
どうやって彼女のハートを射止めたのでしょう…
生活習慣がまったく違いますし、今のようにネットでみれば世界の情報が
わかる時代とはちがいますし、大したものです (*^^)v

1925年にふたりは結婚します
上野伊三郎さんは、彼女の才能にも引かれたのかなぁ~


七宝焼き
上野リチ2

リチさんは京都の七宝焼工房に通い作品を制作しました
上の作品 飾り箱「中国芝居」制作年は1950年ですが
写真に写されている作品は1987年に再制作されたものです
(リチさんの残されたデザインを元に制作されたものだと思います)


日本生命日比谷ビル、B1食堂 1963年
上野リチ3
☝草花に金地のバック~琳派風ですね~(^^)/

結婚後のふたりの本拠地は京都
上野伊三郎さんが手がけた建物の内装は
奥様のリチさんのデザインで華やかに手掛けられています

上野伊三郎さんは、ブルーノタウト(建築家)を日本に呼んだ人だと
知られています、上野さんがタウトを呼んだおかげで
ブルーノタウトが日本の桂離宮(京都)を賛美し
海外にかなりの知名度が上がったらしいです
ブルーノタウトが描いたイラスト入りの日本滞在記の本があります
興味がある方は、読んで見たらいかがでしょか
一機に読めると思います (*^^)v


上野リチグッズ
上野リチ 壁紙「そらまめ」1928年以前

ミュージアムショップでかったA5サイズのクリアファイル
5年前はA4サイズのクリアファイルがあったのに
行った時は、まるっきりなかったです~残念



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