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アートな日々~&日々の出来事!

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チャペック兄弟と子どもの世界 渋谷区立松濤美術館

  • CATEGORY展覧会
  • PUBLISHED ON2018/ 05/ 14/ 22:44
チャペック1
ヨゼフ・チャペック 「花を持つ少女」 1934年 油絵、カンヴァス

 20世紀初頭から活躍した、チェコの芸術家、兄 ヨゼフ・チャペック(1887~1945)
カレル・チャペック(1890~1938) の兄弟。
ヨゼフはキュビズムの画家として数々の作品を発表し、カレルの著書の装丁を手がけ
また自身の著作を多く遺しました
カレルは文筆家として、第二次世界大戦前の不安定な社会において多くの新聞記事、
戯曲、旅行記、批評などを発表しました、特に共同制作した1920年発表の戯曲「R.U.R」の創作にあたり
「ロボット」と言う言葉を生みだしたことで知られています
展覧会は、二人の故国チェコにある世界遺産都市クトナー・ホラーに開館した、現代美術館GASKで
開催された展覧会を基に、子供の心を持ち続けた兄弟の作品とその生涯を紹介するものです
                                          ~ちらしより~


「ダーシェンカ」 1932年 写真 チェコ国立文学館
チャペック4

カレル・チャペックで一番知られている 犬のダーシェンカのお話
展覧会の解説で、世界で初めての写真入り、児童向けの本では
なかろうか~と記載されていました

写真では子犬の頃のダーシェンカが可愛らしく映っていますね
愛らしくみえるダーシェンカですが、かなりのイタズラ好きのワンちゃんらしく
確か~最後には(大きくなってから)
手に負えなくなり、カレルさんは犬を手放してしまったと
記憶しております(今では世界的な超有名なワンちゃんですが)

本「ダーシェンカ」内のイラストは、兄のヨゼフさんの絵ではなく
著者、カレルさん自ら描かれたイラストだそうです (*^^)v


「こいぬとこねこは愉快な仲間」 ヨゼフ・チャペック
1929年 インク、紙、スロヴァキア国立美術館
チャペック2

かわいらしい、素朴な絵ですね~
展覧会では、兄のヨゼフ・チャペックの児童書向けの絵の展示がメインでした
むかし見たことがあるような、自分でもこんな絵を子供の頃に描いていたような
しかし、いざ同じ様にか描こうとしてもナカナカ真似の出来ないような感じでした(^v^)

20世紀の芸術界の鬼才、ピカソも晩年はこのような子供が描いたような
絵を模索していましたね

「ふしぎ猫プドレンカ」 ヨゼフ・チャペック 1929年 インク、紙
チャペック3

おまんじゅうの様な猫ちゃん、傑作です


「私たちは新しい本を運んでいる」 ヨゼフ・チャペック 1930年チャペック5

平和な時代は、無邪気な絵やお話を執筆していたお二人ですが
台頭してきた、ナチスドイツに目をつけられた、チャペック兄弟
カレル・チャペックは、逮捕される前に病気でなくなり
ヨゼフ・チャペックはナチスドイツに投獄され~
投獄中になくなったそうです

やるせない時代
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