FC2ブログ

Welcome to my blog

アートな日々~&日々の出来事!

ARTICLE PAGE

作家の手紙展&野見暁治(画家)講演会 ふるさと文化館(分室)

  • CATEGORY展覧会
  • PUBLISHED ON2018/ 01/ 29/ 21:54
「作家の手紙展」 ちらし
作家の手紙展ちらし

作家の手紙展の開催も残りわずかです
私が訪れた時は、こちらの展覧会に合わせた野見山さんの
講演会を聞きにいった 1/13(土)のことでした
(運よく抽選で当たりました)


 画家  野見山暁治さん
野見山さん

野見山暁治(ノミヤマ ギョウジ)

1920年生まれ 東京美術大学油画科卒業
1952~64年の12年間パリで生活されました
確かパリ滞在3年目で奥様、陽子さんを日本から呼び寄せ
わずか1年で陽子さんは病気になり29歳の若さで
パリで亡くなりました(1956年)
展覧会では、奥様の病状や、亡くなられた後の思いを
野見山さんの義弟、田中小実昌さんに宛てた
手紙の展示がされています~
野見山さんは講演会に来られたその足で遠い昔に書いた
ご自分の手紙を見られたそうで、ご自分で書いた手紙のこと
なぞすっかり忘れてしまっていたなどとおっしゃられていましたね
仕方がないデス、何と現在97歳でおられる!
後3年で1世紀生きたことになりますよ~

文化勲章受章や文化功労者顕彰、
第42回芸術選奨文部大臣賞受賞など数々の受賞歴があります
2017年には、練馬名誉区民となる。


野見山さん手紙

講演会に現れた野見山さんは、最新のスーツで決め
なかなかのダンディ姿でご登場でした~
お世話してくれる人の趣味の良さがわかりますね
野見山さんは、2度ご結婚され2度とも病気で奥様を亡くされています
公演をされる席まで歩く時も杖などまったく使わずご自分で歩く姿を
みました、凄いデス。
講演会のタイトルは「12年間のパリ暮らしとコミちゃんの思い出」
コミちゃんとは、義弟の田中小実昌さん(1925~2000)の事です
私は、野見山さんのパリ時代の話を聞けるのでは!?
と思い楽しみにしていましたがパリ時代の話ではなく
義弟の田中小実昌さんの話が中心でした
田中小実昌さんは、第81回直木賞を受賞された方ですが
そんな大そうな賞を受賞されたお方なのに
田中小実昌さんと言う方をまったく頭の中の
記憶から登場することはありませんでした
野見山さんが楽しそうにコミちゃんの話をされるので
どんな方だろうか?と思いましてPCで検索してみたら
田中小実昌さんの写真を拝見することができました…
これが見覚えのある人で、テレビには
結構出ていたのではないかな~毛糸の帽子を被って
いる人、俳優の様なこともしていたのではないかな~
この人は、ストリップ劇場で役者のようなこともしていたらしい

野見山さんの関係者席辺りから「パリ時代の話は~」という
声が飛び出てきました、野見山さんは
「パリの頃の画家仲間は、皆死んでしまった」と言われた
そりゃそうだ…(-_-;)(わたし)

それで話してくれたことは、戦後~逃げるように日本からパリに
移住された藤田嗣治のお話でした
藤田さんは、戦中 戦意を賛美するような戦争画を描き
戦後、戦争画を描いた中心人物だと同じ様な戦争画を描いた仲間達から
やり玉にされてしまい、逃げるようにして日本を離れたしまったものなので、
藤田さんは日本に帰りたい気持ちがあっても
帰れない状態だったので野見山さんと同じ時期にパリ来ていた
若い画家の人が日本に戻る機会には、藤田さんではなく
当時の日本人の奥様を一緒に連れて行ってもらいたいと頼み込み
日本から戻られた奥様から日本の話を聞くことがとても
楽しみだったようですよ (^v^)

公演の終了後は、最新のエッセイ~野見山さんの日々の日記を
綴った本の販売と購入した方には野見山さんのサイン会が
ありました。
絵を描き文章を書き、未だ現役で活躍されている
野見山さんは、スゴイですね~ (*^^)v

練馬区立石神井公園
「ふるさと文化館分室」
練馬区石神井台1-33-44
石神井松の風文化公園管理棟内




関連記事